単価ノート / 記事 07
レシートを品目に割る手順
レシートは合計と店名だけ見て捨てられがちです。品目に割るのは手間ですが、割らないと単価の話が1行も始まりません。
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この記事は、値段の比べ方だけを扱います。 どの店のどの商品が安いか、という話は入れていません。

レシートの全部を割る必要はない。繰り返し買う行だけを、単価の表のほうへ送る。
家計簿の多くは、店名と合計を1行で記録します。この形は入力が速い代わりに、あとから品目で並べ替えることができません。
単価を扱うには、品目まで割る必要があります。ただし全部を割る必要はなく、繰り返し買う品目だけで足ります。
割る品目を先に決める
毎回買うものは、家庭ごとに十数種類に収まります。米、油、卵、牛乳のように、名前を挙げられるものだけを対象にします。
それ以外は合計のまま置いておきます。全部を割ろうとすると入力が終わらず、記録そのものが止まってしまいます。
レシートの全部を割る必要はない。繰り返し買う行だけを単価の表に送り、残りは合計のまま置く。
行数は説明のために置いた例で、実際のレシートを数えたものではない。列の数だけが決めごとにあたる。
上の図は、レシートのうち割る行と割らない行を分けたときの流れです。割る行だけが単価の表のほうへ進みます。
1行に書くのは4つだけ
品目、内容量、価格、日付の4つがあれば、単価は計算できます。店名も分類も、単価を出すためには要りません。
欄を増やすほど入力は遅くなり、続かなくなります。欄が4つなら、レシート1枚あたりの入力は短い時間で終わります。
- 品目名は自分に分かる呼び方でよい
- 内容量は単位まで書く
- 価格は税込みか税抜きかを決めて、途中で変えない
続けるための線引き
毎日つける必要はありません。週に1回まとめて入力しても、単価を比べるためには十分な細かさが残ります。
溜めすぎると入力が苦しくなるので、レシートの置き場所だけは決めておきます。置き場所が決まっていれば、探す時間が消えます。
記録は完璧である必要がありません。同じ品目が2回以上そろっていれば、その品目についてだけは比べられるようになります。
紙のレシートと、アプリの履歴
ネットで買った場合は、注文履歴に品目と金額が並んでいます。この形はすでに品目に割れているので、そのまま使えます。
紙のレシートは、品目名が短く省略されていることがあります。省略されたままだと、次に同じ品目を見つけられません。
だから自分の呼び方に書き直します。書き直すのは1回だけで、次からは同じ呼び方をそのまま使えます。
税込みと税抜きを混ぜない
レシートには税込みと税抜きの両方が並んでいることがあります。どちらで記録するかを決めて、途中で変えないようにします。
混ざると単価が数パーセントずれます。ずれた記録どうしを比べると、動いていないものが動いたように見えます。
- 税込みか税抜きかを、最初に決める
- 決めたら全品目で揃える
- レシートに片方しか無いときは、その場で換算して書く
税込みと税抜きは混ぜない。混ざると、動いていないものが動いたように見える。
入力を止めないための最後の逃げ道
時間が無い日は、レシートの写真だけ撮って置いておきます。写真があれば、あとから入力できるので記録は切れません。
切れなければ、遅れても追いつけます。記録でいちばん困るのは、途中が抜けて前後がつながらなくなることです。
SOURCE
- この記事は、割り算のしかたと記録のつけ方だけを扱っています。制度そのものの根拠は「単位価格表示は誰が決めているのか」に置いています。